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フランツ・バティオリ

「ギター構築に関するコメント付きギターハーモニックス講座」ウイーンのディアベッリによる出版、1832年、からの抜粋

『可能なボディ形状の中で、最良かつ最も好ましいのは、強力で最も心地よい音と、演奏中の可能な限りの快適さとを兼ね備えるものです。しかし、経験からすると、背面がより弓なりに反って、ボディが全体的により長い方が、ギターの音はより強力で心地よくなります。したがって最も効果的な形状は、それがパラボラ型、または楕円形の規則的な形状に構築される場合、疑いもなく古来のリュート、テオルボ、マンドリンなどの形状になります。この形状には、いかなる側面もなくなり、それらは背面と一体化するので、側面の幅に関するあらゆる問題点が一挙に解消すると言う利点があります。』